2008年12月9日火曜日

12月5日の授業


そろそろ写真構成のテストを考える・12月5日の授業
 テストがあると言ったら、生徒たちは嫌な顔をしていたが、これは授業の一番最初にいつも伝えていることで、この時期になると生徒の中では、忘れ去られものになっているらしく『寝耳に水』状態である。
 しかし、1年間を通しての授業の中で、メッセージを自分から生徒に伝えていくことをしなければ、1年の少しの間の授業だけでは、携わった人と人との関係は薄いものになってしまう。その中で、何かが見えてこなければ授業を教えたことにはならないからだとこの季節になると考えてしまう。

11月28日の授業


ようやく、プレゼンの授業発表になった11月28日の授業
 1週遅れていたプレゼンのプロフィールの授業が出来た。仕上がりは全体的に力作が多いが、仕上げの丁寧さがないものが多く、内容を考えてみると残念なものも数人の作品で見られたが、毎年、授業をしていて、生徒が違っているのに出来上がってくるものが完成度が高くなるのは面白い現象だ。じっくりと見させて頂き、採点をすることにする。

2008年11月29日土曜日

11月21日の写真構成の授業


今日は、プロフィールも終わらないまま,次の課題。
11月21日の写真構成の授業。

 プロフィールの発表の予定が来週になり、今日は,数枚の写真を組み合わせにして,写真を構成する作業をしに外に出る。待ち合わせ場所は、水戸の芸術館。朝方は少し寒かったけれど,天気がよくなり少しは外で過ごせるので,撮影してもらった。
 意外に撮影は,生徒がいつも淡白なので,仕上がりが少し心配。果たして,ストリーのある写真をどう組み立てたかが楽しみである。

11月14日の写真構成の授業


作業は,進んでいるものと進んでいないものの差が激しい11月14日の写真構成の授業
 プロフィールの制作発表までの期限が来週までなのに,今日進み具合を聞いたら,来週までに出来上がるものが少ないので、1週制作の発表を延期した。プレゼンが出来ないのなら、次の授業には進めないので,次の課題を来週出しながら,プレゼンは28日にする旨,生徒に伝えた。
 人通り見てみたが、面白そうなものの出来上がる予感はしているのだが、個々進み具合は相変わらず差がありそう。

11月7日の授業


11月7日の授業
 プロフィール作りのまっただ中なのにのんびりと制作をしている生徒たち。今の時点で,構想を練っているようでは間に合わないのだろう。撮影に行っているものも数人いて授業は進んでいるが,28日まで制作日数は伸びそうである。

10月31日の授業風景


今回の出席の写真は、パノラマです。
 今回は,パノラマで撮影した出席の写真で、少し手を抜いているので,パノラマのつなぎの部分が解ってしまいますが、webにアップするのにしばらくアップしていなかったので,手抜きになってしまいました。失礼。

2008年11月6日木曜日

10月24日の授業


 引き続きカタログを作るの課題で作業を進めてもらっているが、物を作る作業は,手を動かしながらの作業をしていかないと作業は進まないのだが、おしゃべりが多くて進んでいるのだろうか。完成されたものは,時間をかけた分だけ丁寧さに現れると思う。センスがあるのに時間がなくて,仕上げが雑なものを見るとがっかりしてしまう。

2008年10月27日月曜日

野外撮影


プロフィールの撮影
野外での撮影を行う。野外の撮影は、待ち合わせ場所を指定して調べて目的地での集合。だいたいは、目的地に集まることが出来た。しかし、着く時間はバラバラであったが、外での撮影は気持ちのいいものであり、生徒も楽しそうであった。写真を撮影する目的なのだが、その他の素材を撮影すると後の授業にも役に立つので、どのくらいイメージ的なカットが撮影できたかが、野外の撮影の付加価値になってくる。

2008年10月23日木曜日

10月10日授業は、プレゼンテーション


商品カタログのプレゼンテーションの授業
 今日は、先週行う予定だった商品カタログのプレゼンテーションを各自に行ってもらった。
印象は、みんな自分の作った物に対して説明するのが全体的にヘタの一言。全体的に出来はいいが、目的から外れているものがあった。風景を写していてもいいのだけれど、それをカタログらしく遊ぶ試みがないとカタログとしては成立しない。

2008年10月9日木曜日

後期の授業が始まった


 10月3日から後期の授業が始まった。
 後期の授業は、プレゼンティションから始まる予定が急遽変更になり、デジタルカメラの使い方まとめになってしまった。来週の予定を繰り上げての授業。後期の始まりからいきなりの変更になってしまったが、生徒は相変わらず元気でいる。
 しかし、うるさいこともあり、声も少し枯れ気味。話があるにしても、話は少しボリュームを下げて話してもらいたいものだと思ってしまう。

2008年8月5日火曜日

7月18日の授業は、カタログを作るNo.2



カタログを制作するNo.2
  今日は、カタログを制作するのに小物を持ってくる生徒は、持ってきて撮影をする授業で、生徒の中に香水のカタログを作るのにたくさんの香水を持ってきた。香水の瓶は奇麗で個性的なものが多く面白い。
 生徒たちのアイディアはいろいろなアプローチがあり、カタログを見るのが楽しみだ。丁寧な作業をすることが良いカタログを作れる秘訣なのだろうと考えながら、来週の補講の1日で前期の授業は終わりになる。

2008年7月24日木曜日

7月11日の授業


カタログを制作する
今回からの授業は、パンフレットを作る授業になる。好きな商品を選択して、その商品を分析して、そのパンフレットを作る作業である。パンフレットを作る作業は、基本になる写真をよく見なければいけない。商品の決まり事を把握しなければ、違和感のあるものになってしまうからだ。どのくらいに仕上がってくるかが楽しみである。

2008年6月27日金曜日

6月27日のミムラの写真構成授業は学校近辺の取材の課題


 今日の授業は、学校の周りの取材の授業である。説明をしてから各自、取材に出かけていった。フォーマットは、統一して雑誌らしくしたいと思ってまとめた。来週は、北海道に仕事のため、休講。生徒たちは、白い恋人が食べたいとのこと。勝手なことを言いながら、遊びにいく訳ではないと思いつつ、忘れないようにしなければいけないと思いつつ。

6月27日の学校近辺の取材の課題

ブンカ写真構成ミムラの授業/6月20日




 6月20日の授業は、デジタルカメラの説明のプロジェクターを使用した説明と2限目からは、4コマデジタル写真を起承転結で表現する授業。なぜかこのときは、天気がよくなり外は空気が気持ちのよいものになっていた。生徒も外が大好きで、のびのびと写真を撮っていたようだ。さて楽しめる4コマ写真が出来上がってくるのだろうか楽しみである。

2008年6月17日火曜日

6月13日の授業


デジタルカメラの使い方を履修
 デジタルカメラは、意外に多機能高性能のせいか、使い方が難しい面があるので、改めて資料をパソコンに繋いでプロジェクターで説明した。ボタン等の切れ替えが解れば問題はないのだが、ここのところが面倒なので、各自のマニュアルを見ながらの使い方をして頂くと助かるのだが、マニュアルは解りやすいようで解りにくい。
 手足のようにデジカメを使えるようになれば、写真って楽しいものだが、そこまでが大変なのかもしれない。

2008年6月7日土曜日

6月6日/校外授業:七つ洞公園






初夏の七つ洞公園の撮影
1.人物を入れたものを20カット撮影
2.公園の施設を40カット撮影
3.公園のイメージを40カット撮影
 初夏の七つ同公園で、上の課題を撮影する。場所は、解りづらい場所にあり、各自にネットで調べさせて、集合場所を決めていくオリエンテーリング的な授業形式。迷子2名。
 最終的には、課題をインデックスプリントで提出。編集までを行う。
今回の出席の写真は、鳥瞰撮影を試みてみた。棒上のものに自由雲台を取り付け、リモート撮影で、高さ約3メートルの位置から広角レンズで撮影。フルサイズのデジタルカメラの24mmの画角選択にての撮影。
 目線の撮影よりも、各自の顔が被らずに撮影できるのが、この鳥瞰撮影の利点と面白さにある。アングルを変えることにより、映像の世界は面白みを増す。

2008年6月5日木曜日

5月30日は本当は校外での撮影予定なのだが



梅雨のはしりか、天気が悪いこのごろ
 今日は、校外で撮影の授業予定だったのですが、雨のために中止になってしまい、先日、撮影したライティングの説明とpsの選択範囲を決めて、加工をする簡単な説明を実際に画像を使い説明しました。
 とにかく、写真は撮影をたくさんすることが一番旨くなる方法なので、来週は晴れたらたくさん写真を撮ってもらう予定でいます。
 ライティングの説明をしているときに電気を消しての説明。何人か眠っていたけれど。


5月23日はライティングの授業




 写真の基本は、いかにして光を読むかが問題になってきます。光を旨くとらえられる基本的なライティングを授業の中で説明していきました。人物は、生徒にモデルになってもらい、基本的なライティングから、アレンジしたものまでという内容でした。
 ものは、お弁当を基本になるライティングでセットして、各自に撮影してもらいました。お弁当という一つのものでも、人数分の撮影のアングルや捉え方があるのには、やはり、各自の個性が出るものです。

2008年5月21日水曜日

5月16日/写真の授業の中で一番難解な露出の授業


今日の授業は、写真の基本になる露出がテーマ
今日の授業のテーマは、露出のテーマで、ISOとシャッター速度と絞りで画像がどう変化していって、絞りとシャッター速度、そして、ISOトの関係を説明していった。いつも、教えることなのだが、しっかりと理解していかないと解らなくなってしまうようだ。
 画像が、絞りの開いている状態とそうでない状態の写り方の違い、シャッター速度が早いときと、遅いときの画像の違いがはっきりと解らなければ良い写真を写すことも、もちろん、選ぶことも出来ないからだ。
 写真が生まれて百数十年の月日が経つが、コダック社が白人の肌を再現するのに18%のグレーの露出が適当だと言うことは、未だに変わらないようだ。デジタルが発達した今でも、今までの常識がいくつか変わってきているのに未だにこのことは変わらないが、ひょっとしたら、変わってくる要素もこれから出てくるのかもしれないと思いつつ、露出を理解してもらうことは、目に見えることとは別に難しいことなのだろう。

2008年5月8日木曜日

5月2日の授業は、ライブビュー

5月3日の授業は、パソコンとデジタルカメラを接続してライブビューの機能を使って露出補正を説明しました。
 写真は不思議なもので、今までは結果を見せる行為だったのが、カメラのライブビューの機能を使い、今、撮影していることを説明できるようになったことには、デジタルが写真の説明を明解にして説明できる要素を持ったことになってくる。
 このことは、結果を見せることと、今の画像を確認しながらの説明には大きな違いがある。今の現実が、写真になっていくからだ。その事実は、写真が数秒前の過去のものから、今撮影されていく瞬間をとらえるものになってくることを考えると、デジタルの波の中で一番大きな変化を写真に与えたものの一つである。大げさに言えば、このことは写真の概念を変えてことになるだろう。
 果たして、この説明で生徒たちにリアル感を持ちながら、説明を聞いていて解りやすかったかどうかを次の授業のときに聞いてみたいと思う。

2008年4月25日金曜日

第2回目の授業外での撮影




第2回目の写真構成の授業は、2限目から芸術館での撮影の授業
昨日からの雨が嘘のように2時間目の課外撮影の授業になったら、天気がよくなった。デジタルの操作を来る前に説明して、芸術館で撮影。カメラを片手に一斉に写真を撮り始まった。課題は、人の撮影で、人を同じ位置に立たせて、写す方が、東西南北と位置を変えて撮影して、光の廻り具合確かめる撮影だった。
 さすがにみんなは元気に芸術館の周りを走っていたり、真剣に撮影をしていたりと、人数分の個性で動いていた。
 最近のデジタルカメラは、フルオートに近いカメラで、プリンターとの操作を旨く設定すれば、ある程度補正されて奇麗にプリントされて出てきてしまうので、かえってカメラの設定が逆に厄介になることがある。カメラの操作の統一されていれば良いのだか、メーカーごとにバラバラだ。生徒が時々撮ったものを見せてくれる。面白い写真が見られる。もちろん、教えているのだが、教えてもらっている面もあるのかもしれない。
 飛び上がる写真のポートレートを写真にしている写真家がいる。その写真か曰く、人間が飛び上がったときの顔が嘘のない顔だとその写真家は言っていたが、本当かどうかは解らない。
 先日、アニー・リー・ボビッツの映画を上映していたが、彼女は、ジョンレノンとオノヨウコの裸で2人でいる写真を撮影したカメラマンである。撮影したその5時間後にジョンレにノンは銃に倒れたのだった。
 写真はその写真がジョンレノンの最後の写真となったのである。彼女は、ポートレート専門で写真を撮影してきた、写真集アメリカの神々では、今では有名になったアーノルドシュワルツネッカーなどがボディービルダーとして写っているのが面白い。その他、人の写真が表情とともに、シリアスに写っている。
 私が好きなポートレートを撮影する写真家は、リチャード・アベドンである。彼はやはり、彼女と同じアメリカ人の写真家だが、彼の写真は、写真から出る人の内面性まで写真から読み取れて、今、何をして、何にこだわっていて、どのように考えているのだろうと想像できる写真を見る側に写真としてみせるのである。
 ポートレートとは、奇麗に写真を写すことから、人の性格が映し出される写真を撮ることが出来る人は少ないが、そのような写真を撮れるようになれれば、良い写真が撮れたと思うのだろう。

2008年4月19日土曜日

08年のBUNKAの授業が始まった。

今日からBUNKAの写真構成の授業が始まった。
 私の授業は、写真を中心とした授業で、デジタル写真の撮影と画像加工が中心の授業になる。今年度も、多くの生徒たちとの関わりを持つ授業が始まった。
 夢見るデザイナーの卵たちは、明るい。ただ、物事を作ること全般的に言えることだが、想像するためには、作業をとにかくこなすこと一番の近道だと私は確信している。多分、毎年のごとく、課題がきついとの意見が出るだろうことを予測して、今年も始まった。
 今年も、一方的に言葉を発しているかもしれないし、くどくどと説明しているかもしれないが、課題は、生徒が嫌になるぐらいの勢いを持ちながら出していきたい。作ることが、考えることを生む一つの要素になる。
 さっそく、来週の2時間目の授業から撮影に入る。生徒の人数分だけの個性のある写真が見られるのは、自分が講師をしていることの良さだと思う。そのようなことを思いながら、学生との授業が始まった。