2008年5月21日水曜日

5月16日/写真の授業の中で一番難解な露出の授業


今日の授業は、写真の基本になる露出がテーマ
今日の授業のテーマは、露出のテーマで、ISOとシャッター速度と絞りで画像がどう変化していって、絞りとシャッター速度、そして、ISOトの関係を説明していった。いつも、教えることなのだが、しっかりと理解していかないと解らなくなってしまうようだ。
 画像が、絞りの開いている状態とそうでない状態の写り方の違い、シャッター速度が早いときと、遅いときの画像の違いがはっきりと解らなければ良い写真を写すことも、もちろん、選ぶことも出来ないからだ。
 写真が生まれて百数十年の月日が経つが、コダック社が白人の肌を再現するのに18%のグレーの露出が適当だと言うことは、未だに変わらないようだ。デジタルが発達した今でも、今までの常識がいくつか変わってきているのに未だにこのことは変わらないが、ひょっとしたら、変わってくる要素もこれから出てくるのかもしれないと思いつつ、露出を理解してもらうことは、目に見えることとは別に難しいことなのだろう。

2008年5月8日木曜日

5月2日の授業は、ライブビュー

5月3日の授業は、パソコンとデジタルカメラを接続してライブビューの機能を使って露出補正を説明しました。
 写真は不思議なもので、今までは結果を見せる行為だったのが、カメラのライブビューの機能を使い、今、撮影していることを説明できるようになったことには、デジタルが写真の説明を明解にして説明できる要素を持ったことになってくる。
 このことは、結果を見せることと、今の画像を確認しながらの説明には大きな違いがある。今の現実が、写真になっていくからだ。その事実は、写真が数秒前の過去のものから、今撮影されていく瞬間をとらえるものになってくることを考えると、デジタルの波の中で一番大きな変化を写真に与えたものの一つである。大げさに言えば、このことは写真の概念を変えてことになるだろう。
 果たして、この説明で生徒たちにリアル感を持ちながら、説明を聞いていて解りやすかったかどうかを次の授業のときに聞いてみたいと思う。